読みたくなるメルマガとクリックしたくなるメルマガのポイントをセミナー集客例文で紹介

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読みたくなるメルマガとクリックしたくなるメルマガのポイントをセミナー集客例文で紹介

自社主催のセミナーへ集客するにあたって、メルマガは有効な集客方法であるといえます。しかし「メルマガを送っているのになかなかセミナーに申し込みが集まらない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
成果が出ない集客メールは、件名や内容、文体などに不足があり、思うような成果があらわれていない可能性が高いといえます。
セミナーを行う際、メールで集客するには「このセミナーに参加したい!」と思わせることで、申し込みまで繋げることができます。そこで今回は、集客がうまくいかないと悩んでいる方のために、メール作成のポイントや実際に使える例文を紹介していきます。

目次

    メルマガ(メールマガジン)とは

    メルマガとは、Webサイトなどを介して購読登録をしたユーザーに対し、定期的・不定期に配信する電子メールのことです。

    最近はSNSを利用して情報収集する人も増えていますが、ショップからのお知らせは今でもメルマガを利用して受け取る割合が高く、企業にとってはマーケティング施策のひとつとして重要な立ち位置を占めています。

    関連記事はこちらメルマガとは?10分でメルマガを説明できるようになる基礎講座

    成果が出ない集客メールとは?

    メールでセミナー集客をする際に、まずはどのような点で成果が出にくくなるのかをチェックしてみましょう。

    件名で興味を惹けていない

    メールが届いた時、最初に目にするのが「件名」です。しかし、それが興味を惹かないものや、セミナーの内容を無理に詰めて表記してしまうと、開封すらされない可能性があります。

    セミナーの内容に必要性を感じない

    開封して内容を確認した時に、セミナーの内容が自分にあまり必要性のないものであれば、わざわざ申し込み、参加をしようとは思いません。また、必要な内容であっても、メールを読んだ時にその必要性が伝わる文章でなければ、参加を検討してもらうのは難しいでしょう。

    文体がターゲットに合っていない

    記号を多用している、言葉遣いがターゲットにマッチしないなど、届ける相手に合わせた文体でないと、読んだ時に違和感を抱いてしまいます。ターゲットに合わせた言葉を選ぶことで、好感の持てる文章を作成することができます。

    ターゲットがずれている

    そもそも自社が訴求したいターゲットとメルマガの内容がずれていると、読者にメルマガの内容に興味を持ってもらえる可能性は低くなってしまいます。
    コンテンツの内容自体は有益であっても、「ターゲットが興味を持つ情報が掲載されているかどうか」によってメルマガの反響は大きく異なります。メルマガのコンテンツを作成する際は、「このコンテンツは自社のメルマガ読者が本当に必要としている情報なのかどうか」をよく検討することが大切です。

    メールを読んでもらうには「件名」が重要!

    集客率を上げるには、まずは送信したメールを読んでもらう必要があります。そこで重要になるのが「件名」です。お客様は件名で、そのメールが自分にとって重要か、緊急性があるかなどを判断します。そのため、目を引くようなワードなどを入れることで、開封率、詳細サイトへのアクセス率、申し込みなどの効果を上げやすくなります。

    件名をつけるポイント

    1. 文字数は、約20~25文字の範囲に収める
    2. その中でも、15文字程でも本文の内容が伝わるようにすると、スマートフォンでメールを開いた時にも一目で把握できる
    3. セミナーに関連する重要なことは、目に入りやすいよう件名の左側に記載する
    4. 興味を惹くようなワードを入れる

    関連記事はこちら【サンプル付き】メルマガの開封率をあげる!インパクトが強いタイトル(件名)をつくるコツ

    読みたくなるメルマガの構成

    思わず読みたくなるメルマガを作成するためには、次の構成を意識すると読者の心をつかみやすくなるでしょう。

    ヘッダー

    メルマガを開封した際に最初に目に入る部分で、誰が配信しているかを知らせるための情報です。メルマガの名称や企業のロゴ、配信日などを記載した上で、罫線や記号などを使って読みやすく囲いましょう。
    ヘッダーは配信ごとに変えずに固定することで、読者に「どの配信元から送られてきたメールなのか」を知らせる効果も期待できます。

    リード文

    本文への導入の役割を果たす文章で、ヘッダーの下部に記述します。今回紹介するセミナーがどのような内容なのか、だれ向けのセミナーなのかといった内容を取り入れると良いでしょう。
    メール配信サービスであれば読者の名前を挿入する機能が備わっているので、「〇〇さん、こんにちは」などのように呼びかけることで親近感のあるメルマガを作成できます。

    目次

    複数のコンテンツが記述されるメルマガでは、目次を記載して内容をわかりやすく一覧でまとめることが大切です。メルマガの内容の中から読みたい部分に素早くたどり着けるように配慮されていないと、読むのが面倒に感じられて目を通してもらえなくなってしまう可能性が高まります。
    目次はできるだけ簡潔にし、読者が読みたくなるキーワードを盛り込むのがポイントです。

    あとがき

    文末にあとがきを加えることで、書き手をイメージしやすく親しみを持ってもらいやすいメルマガになります。発行責任者の近況や、最近感じたことなどを記述すると良いでしょう。面白いあとがきは「次も読みたい」と思わせ、メルマガのファンが増える場合もあります。
    とはいえ、セミナー内容に興味を持ってWebページなどに遷移したユーザーはもう一度メルマガを読み直すという行動はほとんどしません。見られる機会も少ない部分ではありますので、あまり力を入れて内容を入れる必要はないでしょう。

    関連記事はこちらメルマガの効果を嘆くにはまだ早い?効果が出ないときに簡単にチェックできる重要なポイント

    メールを作成する上で工夫したいこと

    セミナー告知で伝えることとは?

    【セミナーへの申し込みがしやすくなる内容】

    お客様にとってセミナーの内容が魅力的なものであっても、参加を悩んでしまうというケースも少なくありません。そのような場合には、申し込みがしやすくなるような内容にすることで、集客率を上げることができます。例えば、セミナーの講師を紹介したり、以前に参加した方の声を紹介したりすることで、セミナーの内容や雰囲気をイメージしやすくなります。他にも、特典を設ける、参加無料、途中からの参加もできるなど、「参加した人だけのメリット」「参加のしやすさ」をアピールすることで、セミナー申し込みのハードルを下げることができます。

    【セミナーへの申し込みの必要性を高める内容】

    セミナー内容の独自性を伝えることで、メールを見た方は「このセミナーでしか得られないものがある」と考え、参加の必要性を感じることができます。また、受付人数に限りがあることや、申し込みの締め切りが迫っていることを記載することで、申し込みの後押しをすることができます。

    本文を書く際に意識したいこと

    【見出しを工夫】

    興味を惹くような魅力のある件名をつけても、文章が単調になっている、自分が知りたい情報がどこにあるのかわからないと、すぐにメールを閉じられてしまいます。それを防ぐため、見出しは太文字などにして目立つようにし、メール本文の内容が把握できるよう目次をつけるのも良いでしょう。

    【コンテンツは詰め込みすぎない】

    「セミナーに参加してもらいたい!」という気持ちや熱意が強いと、つい内容が膨らんでしまいがちです。しかし、色々な要素を詰め込んでしまうと、「読んだ時に覚えられない」「いまいち印象に残らない」など、逆効果になってしまいます。メールで集客を行うなら、一般的には30秒程で全文読み終えるくらいのボリュームが良いと言われています。本文を作成したら、どれくらいで読み終えるのかをチェックしてみてください。ボリュームが多くなってしまうなら、思い切って内容をカットしてみることで、読みやすくなります。「短い文章で簡潔に」伝えることを意識することで、伝えたい内容の的を絞ることができます。

    【具体的な内容を伝える】

    文章は簡潔にすることがポイントだとお伝えしましたが、削ぎ落しすぎると、具体的な内容が伝わらないことがあります。
    例えば、「仕事の効率化を図るポイントをご紹介します」と言われると、どのように仕事を効率化するのか知りたくなるでしょう。PC操作による効率化なのか、上司や部下との連携の取り方なのかによっても、ターゲットが異なります。その点を明確にすることで、「私が求めている内容だ!」と感じてもらえ、訴求力を上げることができます。

    【詳細ページには付加情報を】

    メールの内容に興味を持った読者は、詳細を確認するためにサイトへアクセスします。その際、メールに書かれている情報とセミナー詳細ページに書かれている情報が同じだと、少しがっかりした気持ちになることもあります。
    これを防ぐために、まずメールではセミナーの概要となる情報を記載します。そしてサイトの詳細ページには、メールには記載していない情報や、「チェックして良かった!」と思えるような読者にとってプラスになる情報を載せると良いでしょう。

    関連記事はこちらメルマガのテンプレートはラインが重要!デザインの秘訣を紹介

    関連記事はこちら【担当者必見!】実は奥が深いメルマガの作り方と便利な作成ツールについて

    ターゲットを絞ってメールを作成

    開催するセミナーの内容によっても対象者が異なってきますので、目的に応じた「お客様像」を描くことが大切です。マーケティングでも欠かせないこのお客様像であるペルソナですが、そのセミナーに応じた理想とするペルソナを立てることで、ターゲットとなる方に訴求力の高いコンテンツを届けることができます。

    ペルソナを立てる時のポイント

    ペルソナを立てる時のポイントは、理想のお客様像にまつわる情報収集を丁寧に行うことです。
    職業や年齢、会社でのポジションから、その人が抱えている課題や目標などを、アンケートや直接インタビューなどで集めます。ある程度の情報が集まったら、その中から共通性や必要性の高いものに仕分けていきます。それをもとに、「このペルソナにまつわるエピソード」「現在の職務や課題」「目標や達成したいこと、ゴール」を簡易的に作成することで、セミナーのターゲットを絞ることができます。

    メール集客に効果的な例文を紹介

    セミナー集客のメールの基本的な構成は、件名→本文(挨拶やセミナー内容、開催日時、場所)→フッタ という流れが一般的です。それぞれのパーツに分けて、例文を見ていきましょう。

    件名

    一目見て何のセミナーなのかわかるよう、左側にセミナー名を表記します。また、セミナーの特徴や日時などを件名に取り入れます。

    例 1)
    ○○セミナー開催!人気講師○○による「○○について」
    例 2)
    ○○でも○○できるセミナーのご案内【〇月〇日〇時より】
    本文

    【挨拶やセミナー内容】

    挨拶や日頃のお礼などを冒頭で伝え、セミナーの内容がどのようなものか伝わるように本文を作成します。

    例)
    ○○でも○○できるセミナーのご案内(目立つように太字)

    いつもお世話になっております。
    株式会社○○の○○です。

    ○○では、毎年○○に関連したセミナーを開催しておりますが、今回は人気の○○様を講師に招いております!○○で使える○○、○○に応用できるスキルやテクニックなど、事例をもとに詳しくご紹介していきます。

    【開催日時、場所などの情報】

    セミナーの開催日時、場所など、実際に参加するにあたって必要となる情報を記載します。会場へのアクセス方法なども記載し、最後に注意事項や、プラスアルファの情報を加えておくのもいいでしょう。

    例)
    ○○でも○○できるセミナー
    日時:○○年○月○日(○)~○月○日(〇) ○○時~
    会場:○○○
    住所:○○○
    (アクセス方法を記載)
    参加費用:無料
    参加定員:○○名

    ※席数には限りがありますので、お申し込みの際はお早めにご連絡いただけると幸いです。

    お申し込み・問い合わせはこちら
    問い合わせ:担当者の連絡先を記載
    URL:詳細ページのURL

    セミナーへのご参加、心よりお待ちしております。

    セミナー開催の案内メールの文例

    例)
    件名:〇〇セミナーのご案内
    株式会社〇〇〇〇
    営業本部長 〇〇 〇〇 様
    いつも大変お世話になっております。

    この度、弊社では若手営業マンを対象とした
    セールススキル向上セミナーを開催致します。

    株式会社△△で10年以上営業マンの教育係を任され、
    何名ものトップセールスを輩出した△△氏をお招きし、
    営業マンの基礎となるメンタルから実践で使える営業テクニックまで
    事例とともに詳しく解説していただきます。

    個人での営業成績を上げたい方はもちろん、マネージャーとしてチームの成績を
    上げたい方にも、ぜひおすすめしたいセミナーです。

    ■セールススキル向上セミナー
    内容:明日から使える実践セールステクニック
    日時:◯月◯日(◯曜日)
    時間:15時~18時(受付開始14時30分~)
    会場:〇〇タワー 4階セミナールーム
    住所:3,000円
    定員数:50名
    特典:ご参加頂いたみなさまに、△△氏の著書『初心者セールスマンが最初に身に着けたいスキルと心得』をプレゼントいたします。

    出席を希望される場合は『〇〇@〇〇.com』宛に、参加人数と参加者の名前を添えて、
    メールを頂きますようよろしくお願いいたします。
    お申し込みの〆切は○月◯日◯時までとさせていただきます。

    皆様のご参加、心よりお待ち申し上げます。

    セミナー案内メールのポイント

    セミナーの案内メールを作成する際は、次の流れで作りましょう。

      
    ・宛名
    ・挨拶文
    ・セミナー開催の案内
    ・セミナーの詳細
    ・申込方法の記載
    ・申込期限
    ・結びの挨拶

    セミナーの案内メールはついつい、セミナーの内容や登壇者のプロフィールにボリュームを割きがちです。セミナーの魅力を伝えるためには仕方ないことですが、あまりに長いと逆効果になる場合もあります。表記方法や刺さる言葉を効果的に使って、簡潔にセミナーの魅力を伝えましょう。
    また、よくあるミスが、セミナーの内容ばかりに気を取られてセミナー詳細や申込方法の記載漏れです。セミナーに興味を持った方がスムーズに申込できるように、申込までの動線も考えてメールを作りましょう。会場がわかりづらい場合には住所だけでなく、地図をPDFデータで添付し、URLも記載すると親切です。

    関連記事はこちら知らないと損!?HTMLメールを作るときに知っておくべきデザインやサイズ、フォントについて

    関連記事はこちらメールの署名デザインテンプレート15選!作成から設定方法も詳しく紹介

    さらにセミナーの集客力を高めるには?

    さらにセミナーの集客力を高めるためには、ここまでにご紹介してきた内容に加えて、次の3つのポイントを意識することが大切です。

    申し込みまでのステップをわかりやすくする

    セミナーの内容に興味を抱いた読者がいたとしても、申し込みまでのステップがわかりにくいと「申し込みが難しそうだから今回は参加しなくていいや」と思われてしまう原因になります。
    メルマガのなかに「お申込みはこちら」などのわかりやすい記載を行い、「ここから申し込めば簡単に参加できる」と読者に思ってもらうことが大切です。

    特別感を感じさせる

    「このセミナーは特別だ」と感じてもらうことも、セミナーへの参加を促す上で効果的です。
    人間は特別感を感じられるものに弱い傾向があるため、メルマガの本文内に「メルマガを読んでいるあなただけに耳寄りな情報です」「参加費が無料になるお得なキャンペーンを受けるには〇日以内にお申し込みください!」などの文言を含めるのは有効な手法であるといえます。

    申し込みまでのハードルを下げる

    セミナーに興味をもちながらもなかなか申し込みに踏み切れない人の心を動かすためには、申し込みまでのハードルを下げるための工夫が必要です。
    例えば初回限定で有料の参加費を無料にしたり、セミナー参加者に特別な資料を提供したり、事前にセミナーの内容を細かく公開して参加意欲を刺激したりするなどの工夫が挙げられます。

    メール文作成のポイントを押さえれば、集客は成功する!

    セミナーを開催するにあたって、対象となる方へメールを送るためのポイントや例文をご紹介してきました。集客率を高めるためには、メールの読み手の目を引くタイトルから、興味を抱き、セミナーに申し込みをしてもらえるような内容構成にすることで、成果を上げることができます。また、メール作成・配信や顧客管理機能が利用できるメール配信ツールを活用することで、メール集客の作業を効率よく行うことができます。職業や年齢などの条件を自由に設定し、登録している顧客をグループ別でメールを配信できる「グループ配信」の機能もあります。セミナーの集客率アップのために、ぜひ活用してはいかがでしょうか?

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    記事執筆者紹介

    記事執筆者 大塚 陽生紹介
    大塚 陽生著者大塚 陽生のXへのリンク
    株式会社ラクス ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課

    広告代理店の営業&ウェブ広告の運用担当として6年間従事し、2019年4月ラクス入社。オンラインマーケティングチームに所属し広告運用や営業メールの運用を担当。メルラボでは、主に自身のメール配信実績をもとにした記事を作成。

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