お役立ちコラム
例文でわかる!メールでセミナー集客の効果を上げる文章テクニック

セミナーを行う際、メールで集客するには「このセミナーに参加したい!」と思わせることで、申し込みまで繋げることができます。そこで、集客がうまくいかないと悩んでいる方のために、メール作成のポイントや実際に使える例文を紹介していきます。
成果が出ない集客メールとは?
メールでセミナー集客をする際に、まずはどのような点で成果が出にくくなるのかをチェックしてみましょう。
件名で興味を惹けていない
メールが届いた時、最初に目にするのが「件名」です。しかし、それが興味を惹かないものや、セミナーの内容を無理に詰めて表記してしまうと、開封すらされない可能性があります。
セミナーの内容に必要性を感じない
開封して内容を確認した時に、セミナーの内容が自分にあまり必要性のないものであれば、わざわざ申し込み、参加をしようとは思いません。また、必要な内容であっても、メールを読んだ時にその必要性が伝わる文章でなければ、参加を検討してもらうのは難しいでしょう。
文体がターゲットに合っていない
記号を多用している、言葉遣いがターゲットにマッチしないなど、届ける相手に合わせた文体でないと、読んだ時に違和感を抱いてしまいます。ターゲットに合わせた言葉を選ぶことで、好感の持てる文章を作成することができます。
メールを読んでもらうには「件名」が重要!
集客率を上げるには、まずは送信したメールを読んでもらう必要があります。そこで重要になるのが「件名」です。お客様は件名で、そのメールが自分にとって重要か、緊急性があるかなどを判断します。そのため、目を引くようなワードなどを入れることで、開封率、詳細サイトへのアクセス率、申し込みなどの効果を上げやすくなります。
件名をつけるポイント
- 文字数は、約30~50文字の範囲に収める
- その中でも、20文字程でも本文の内容が伝わるようにすると、スマートフォンでメールを開いた時にも一目で把握できる
- セミナーに関連する重要なことは、目に入りやすいよう件名の左側に記載する
- 興味を惹くようなワードを入れる
メールを作成する上で工夫したいこと
セミナー告知で伝えることとは?
【セミナーへの申し込みがしやすくなる内容】
お客様にとってセミナーの内容が魅力的なものであっても、参加を悩んでしまうというケースも少なくありません。そのような場合には、申し込みがしやすくなるような内容にすることで、集客率を上げることができます。例えば、セミナーの講師を紹介したり、以前に参加した方の声を紹介したりすることで、セミナーの内容や雰囲気をイメージしやすくなります。他にも、特典を設ける、参加無料、途中からの参加もできるなど、「参加した人だけのメリット」「参加のしやすさ」をアピールすることで、セミナー申し込みのハードルを下げることができます。
【セミナーへの申し込みの必要性を高める内容】
セミナー内容の独自性を伝えることで、メールを見た方は「このセミナーでしか得られないものがある」と考え、参加の必要性を感じることができます。また、受付人数に限りがあることや、申し込みの締め切りが迫っていることを記載することで、申し込みの後押しをすることができます。
本文を書く際に意識したいこと
【見出しを工夫】
興味を惹くような魅力のある件名をつけても、文章が単調になっている、自分が知りたい情報がどこにあるのかわからないと、すぐにメールを閉じられてしまいます。それを防ぐため、見出しは太文字などにして目立つようにし、メール本文の内容が把握できるよう目次をつけるのもいいでしょう。
【コンテンツは詰め込みすぎない】
「セミナーに参加してもらいたい!」という気持ちや熱意が強いと、つい内容が膨らんでしまいがちです。しかし、色々な要素を詰め込んでしまうと、「読んだ時に覚えられない」「いまいち印象に残らない」など、逆効果になってしまいます。メールで集客を行うなら、一般的には30秒程で全文読み終えるくらいのボリュームがよいと言われています。本文を作成したら、どれくらいで読み終えるのかをチェックしてみてください。ボリュームが多くなってしまうなら、思い切って内容をカットしてみることで、読みやすくなります。「短い文章で簡潔に」伝えることを意識することで、伝えたい内容の的を絞ることができます。
【具体的な内容を伝える】
文章は簡潔にすることがポイントだとお伝えしましたが、削ぎ落しすぎると、具体的な内容が伝わらないことがあります。例えば、「仕事の効率化を図るポイントをご紹介します」と言っても、仕事をどう効率化するのか知りたくなるかと思います。PC操作による効率化なのか、上司や部下との連携の取り方なのかによっても、ターゲットが異なります。その点を明確にすることで、「私が求めている内容だ!」と感じてもらえ、訴求力を上げることができます。
【詳細ページには付加情報を】
メールの内容に興味を持った読者は、詳細を確認するためにサイトへアクセスします。その際、メールに書かれている情報とセミナー詳細ページに書かれている情報が同じだと、少しがっかりした気持ちになることもあります。それを防ぐために、まずメールではセミナーの概要となる情報を載せます。そしてサイトの詳細ページには、メールには記載していない情報や、「チェックしてよかった!」と思えるようなプラスになる情報を載せるといいでしょう。
ターゲットを絞ってメールを作成
開催するセミナーの内容によっても対象者が異なってきますので、目的に応じた「お客様像」を描くことが大切です。マーケティングでも欠かせないこのお客様像であるペルソナですが、そのセミナーに応じた理想とするペルソナを立てることで、ターゲットとなる方に訴求力の高いコンテンツを届けることができます。
ペルソナを立てる時のポイント
ペルソナを立てる時のポイントですが、まずは理想のお客様像にまつわる情報収集を行います。職業や年齢、会社でのポジションから、その人が抱えている課題や目標などを、アンケートや直接インタビューなどで集めます。ある程度の情報が集まったら、その中から共通性や必要性の高いものに仕分けていきます。それをもとに、「このペルソナにまつわるエピソード」「現在の職務や課題」「目標や達成したいこと、ゴール」を簡易的に作成することで、セミナーのターゲットを絞ることができます。
メール集客に効果的な例文を紹介
セミナー集客のメールの基本的な構成ですが、件名→本文(挨拶やセミナー内容、開催日時、場所)→フッタ という流れが一般的です。それぞれのパーツに分けて、例文を見ていきましょう。
件名
一目見て何のセミナーなのかわかるよう、左側にセミナー名を表記します。また、セミナーの特徴や日時などを件名に取り入れます。
- 例 1)
- ○○セミナー開催!人気講師○○による「○○について」
- 例 2)
- ○○でも○○できるセミナーのご案内【〇月〇日〇時より】
本文
【挨拶やセミナー内容】
挨拶や日頃のお礼などを冒頭で伝え、セミナーの内容がどのようなものか伝わるように本文を作成します。
- 例)
- ○○でも○○できるセミナーのご案内(目立つように太字)
いつもお世話になっております。
株式会社○○の○○です。
○○では、毎年○○に関連したセミナーを開催しておりますが、今回は人気の○○様を講師に招いております!○○で使える○○、○○に応用できるスキルやテクニックなど、事例をもとに詳しくご紹介していきます。
【開催日時、場所などの情報】
セミナーの開催日時、場所など、実際に参加するにあたって必要となる情報を記載します。会場へのアクセス方法なども記載し、最後に注意事項や、プラスアルファの情報を加えておくのもいいでしょう。
- 例)
- ○○でも○○できるセミナー
日時:○○年○月○日(○)~○月○日(〇) ○○時~
会場:○○○
住所:○○○
(アクセス方法を記載)
参加費用:無料
参加定員:○○名
※席数には限りがありますので、お申し込みの際はお早めにご連絡いただけると幸いです。
お申し込み・問い合わせはこちら
問い合わせ:担当者の連絡先を記載
URL:詳細ページのURL
セミナーへのご参加、心よりお待ちしております。
メール文作成のポイントを押さえれば、集客は成功する!
セミナーを開催するにあたって、対象となる方へメールを送るためのポイントや例文をご紹介してきました。集客率を高めるためには、メールの読み手の目を引くタイトルから、興味を抱き、セミナーに申し込みをしてもらえるような内容構成にすることで、成果を上げることができます。また、メール作成・配信や顧客管理機能が利用できるメール配信ツールを活用することで、メール集客の作業を効率よく行うことができます。職業や年齢などの条件を自由に設定し、登録している顧客をグループ別でメールを配信できる「グループ配信」の機能もあります。セミナーの集客率アップのために、ぜひ活用してはいかがでしょうか?
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