ステップメールでメールマーケティングを自動化

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ステップメールでメールマーケティングを自動化

SNSやインフルエンサーなど自社の商品やサービスの購入を促すための様々な新しいマーケティング手法が利用されているなかでメールマーケティングの役割が薄くなっていると思っている方がいるかもしれませんがそれは間違っています。今回は、メールマーケティングの手段の1つであるステップメールを自動化することでビジネスを効率よく回すことができることをご紹介します。ステップメールの導入やマーケティングの見直しを検討されている方は是非ご参考にしてください。

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目次

    ステップメールとは

    ステップメールとは、それは、ある行動を行ったユーザーに対してあらかじめ用意していたメールを定期的に配信するというものです。”自社サービスの利用”など、ユーザーに対する最終目的を明確にすることで、その目的にどの様にアプローチしていくのかについてシナリオを考えます。そのシナリオに従ってユーザーを誘導していく内容のメールをユーザーに対して適切なタイミングで配信します。世界に名だたる有名ブランドでもない限り、運営するサイトに1度訪れただけで購入に至ることは難しいのが現状です。ステップメールは、購入意欲の低いユーザーに対しても段階的にコミュニケーションをとることができるので、サイトを訪れただけのユーザーを見込み顧客として育成していくための手段としてステップメールはとても有効です。BtoC、BtoBなどに関わらず商品やサービスの購入や継続に時間のかかるものにもある一定期間をかけてアプローチできるのでとても有効なマーケティング手法となっています。

    ステップメールを自動化する

    ビジネスにおいて自動化という言葉を良く耳にします。自動化することはどんなメリットがあるのでしょうか。簡単に説明すると事業を効率よくビジネスを回転させることができるということです。ステップメールを自動化することで具体的にどのようなメリットがあるのか、どのようなことに注意したら良いのかなどポイントをご紹介します。

    ステップメールの自動化のメリット

    序盤で説明したようにステップメールはユーザーに段階的にアプローチをすることができます。つまりクロージングまでを自動で行うことができるのが強みです。さらに、メールを送信するタイミングを設定しておくことで、なにもしなくても勝手に見込み顧客を育成してくれるので、数多くのユーザーに使っていたアプローチする時間を他の業務に当てることが可能になります。例えば、空いたリソースでビジネスを安定させるために必要なロイヤルカスタマーを育成する、「コールセンター業務」をより充実させるなどの戦略が立てられます。(エンパシーライティングの中野巧氏のブログ「まわりが驚くほどあなたの文章が劇的にかわる!」)によると一般的なメルマガの反応率が0.1%もないことが多いことに対して、商品やサービスなどの条件にもよるがステップメールをしっかりと理解して使用すれば反応率はおおよそ200倍の20%にもおよぶそうです。もしも、メールマガジンだけでステップメールを使用していない場合、ステップメールを使うことでユーザーが購入にたどり着くための労力が200分の1までにも圧縮することが可能になるのです。

    ステップメールの自動化で注意すべきこと

    ステップメールはメールマガジンと比較して、200倍も労力が削減できると言われる画期的なメールマーケティングです。ただ、注意しなければいけないことも当然あります。
    まず、定期的なメッセージだからといって定型化した文章をユーザーに送り続けても一定の効果しか望めません。ステップメールは送信者側にとっては労力を減らすことができるとても便利なツールですが、読み手のユーザーからするとデメリットになる場合もあるのです。例えばノウハウを伝えることが目的のステップメールを作る際に、そのノウハウは永遠に通用するものかどうかを考えましょう。ノウハウを取り巻く環境もいずれは変わっていくものです。もし、その環境にそぐわないノウハウを伝えても見込み客を育成するどころか離脱させる原因になりかねません。

    ユーザー目線で考えて、もし数年前の情報があたかも最新の情報かのように書かれたメールが届いたら不快感を与えます。メールの情報を残したユーザーは多少なりともその商品やサービスに興味があって行動を起こしますから、いい加減な情報についての悪い評価が残ってしまいます。信頼関係を築くことはビジネスにおいてとても重要なことですので、ステップメールで多数のユーザーに定期的に送信することができる便利さに甘えすぎないよう気をつけましょう。

    完全自動化ではなく半自動化にする

    ステップメールでより正しい情報をユーザーに届け、クロージングにつなげるためには完全に自動化するのではなく、半自動化にすることがとても大切なポイントです。半自動化とは一度作成したステップメールを完全放置しないということです。前述のように有用なメールの内容やパッと目を引く件名を考えることができても、見直す必要はないと放置して古い情報をユーザーに送りつけることはご法度です。定期的にメールの内容を見直すタイミングを設けて、情報が最新になっているかなど、その時のユーザーのニーズにあった内容のメールになっているのかを確認しましょう。もしもあっていない内容であった場合は直ちに訂正改良しましょう。

    ステップメールの自動化によってできること

    ステップメールを自動化することで最低限の労力で見込み客を育成しクロージングにまで持っていくことが可能です。そして、クロージングまでたどり着いたユーザーは企業にとってより大切なお客様となります。商品やサービスに愛着を持ってもらい、継続して購入してもらうロイヤリティの高いロイヤルカスタマーになってもらうために企業は空いたリソースでいま以上に努力しなければいけません。ロイヤルカスタマーが増えるということはビジネスの安定につながり、さらに良い商品やサービスを提供することが可能になります。内容の濃い情報を提供することや、より顧客を分析して適切な情報を適切なタイミングで送るなどの様々な取り組みを常に行うことが大切です。ステップメールを自動化することでできた時間を活用することがとても重要です。

    関連記事はこちら【例文あり】ステップメールは「型」で差がつく!成功の秘訣を解説

    まとめ

    今回は、ステップメールを自動化させてビジネスを効率よく回す事と、さらに効果を高めるために注意すべきことをご紹介しました。SNSを使ったマーケティングなど様々な最新のマーケティング手法がある中で、ステップメールは、有効活用すれば最低限の力でより大きな成果をあげることができる便利なマーケティングツールです。ステップメールは他のSNSを使ったマーケティング手法に比べ地味に思われるかもしれませんし、今更メールを使ったマーケティングなんてと敬遠していた方もいるかもれません。しかし実際には、メールは身近にある心強いビジネスパートナーです。ステップメールを配信するために便利なメール送信サービス、是非一度導入の検討をされてみてはいかがでしょうか。

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    記事執筆者紹介

    記事執筆者 山盛 有希子紹介
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    株式会社ラクス ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課

    自動車部品メーカーで広報として3年間従事し、2020年6月にラクス入社。オンラインマーケティングチームに所属し、メルマガ運用やメルラボの企画・コンテンツ作成を担当。社内外向けにセミナーや勉強会を行い、メールマーケティングのナレッジを提供している。

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