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日本語メールの仕組みとは?文字コードの種類と文字化けしたときの対処法をご紹介

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日本語メールの仕組みとは?文字コードの種類と文字化けしたときの対処法をご紹介

メールをビジネスやプライベートで毎日のように利用している方は多いでしょう。仕事に限らず、プライベートな連絡や購入した商品の確認などでも、メールは頻繁に利用されます。そのなかでも、多くの方が日本語のテキスト情報を入力してメールでのコミュニケーションを取っているでしょう。しかし、どのようにしてメールで日本語の使用が可能となっているのかについて、正確に把握したうえでメールを利用しているという方は少ないかもしれません。そこで今回は、メールにおいて日本語が使用できる仕組みや文字コードの種類と、そこに関連して文字化けについてご紹介します。

日本語メールの仕組み

私たちは普段のメールを入力するときに、日本語をそのまま入力し、画面にもそのように日本語が表示されます。そして送信ボタンをクリックすると、相手の画面上でも同じように日本語が表示されます。これだけを見ると、入力した日本語がそのまま相手に送られているように感じるかもしれません。しかし実際には、もう少し複雑なことが裏側で行われています。

エンコード

私たちはメールを利用する際、日本語を使用してコミュニケーションをとっています。しかしコンピューターは、文字をそのまま扱うことができません。仮に私たちが「こんにちは」と入力したとしても、そのまま「こんにちは」という日本語を扱っているわけではありません。そこで、入力された日本語をコンピューターが扱うことができる文字列(7bit文字)に変換して認識させます。この変換のことを指して、「文字エンコードする」などと言います。「エンコード」自体は「変換する」という意味合いで、メールに関しては文字を変換しているので「文字エンコード」となります。具体的には、「Shift-JISからutf8に文字エンコードする」のように使われます。
ここで少し混乱を招きやすいのが、変換するという行為が「文字エンコードする」と表現される一方で、日本語とコンピューター用文字列の対応表そのものも「文字エンコード」と呼ばれているという点です。先ほど例に挙げたutf8やShift-JISも対応表の一つで、それぞれが「文字エンコード」と呼ばれます。具体的には「このコンピューターで使われている文字エンコードはutf8だ」という言い方がされます。文脈によって、動詞なのか名詞なのかを判断する必要があります。

デコード

文字エンコードによって、日本語がコンピューターでも扱うことができる文字に変換されることをご紹介しました。これによって無事にメールを送信することが可能になりますが、エンコードされた状態で受信されるため、再び日本語の表示に戻す必要があります。この元に戻すことを「デコード」と言います。デコードされることによってはじめて、私たちが普段目にしている日本語表示のメール画面になります。

日本語メールの流れ

エンコードとデコードをご紹介したところで、日本語メールの流れを確認しておきます。まず、私たちが日本語を入力してメールを作成します。このままではコンピューターが文字を扱うことができないため、7bit文字にエンコードします。7bit文字になることで送信可能となり、宛先のサーバーへと送られます。宛先のサーバーに届いたタイミングでは7bit文字の状態なので、デコードして日本語に戻します。この流れを踏まえることで、日本語を利用したメールのやり取りが可能となっています。

文字コードの種類

utf8などの対応表は、文字エンコードのほかに「文字コード」とも呼ばれています。これは厳密に言うと、Unicodeをはじめとする符号化文字集合の「文字に割り当てた固有番号」を指す言葉ですが、近年は対応表自体を文字コードと呼ぶのが一般的となっています。一度情報を整理してみましょう。

まずコンピューターが扱う文字は、符号化文字集合および文字符号化方式の2つの要素から構成されます。符号化文字集合とはひらがなや漢字、カタカナといったコンピューター上で表示する文字の集合体を定義したものです。

一方の文字符号化方式は、符号化文字集合に定義された文字を表示するための変換方式、あるいは表現方法というイメージです。現在パソコンでの日本語入力でもっとも使われている文字コードはutf8ですが、これは文字符号化方式の一種となります。

例えば、Unicodeに定義された日本語の「あ」を表示する場合、utf8では「e30102」という固有番号が割り当てられていますが、同系統の文字コードであるutf16では「3042」となります。つまり符号化文字集合が同一であっても、文字符号化方式が異なれば対応する固有番号が変化するということです。

utf8やutf16のほか、文字コードには電子メールでよく利用されている「JISコード」、マイクロソフトが開発した「Shift_JIS」、日本語UNIXに使用されている「EUC」などがあります。

文字化けが起こってしまう仕組み

文字化けが起こってしまう仕組み

日本語メールの仕組みをご説明したところで、メールを利用しているとときどき発生する文字化けについてご紹介します。受信してみたら意味をなさない文字列が表示されて、驚いてしまったという経験が一度はあるかと思います。このような文字化けの原因と対処法も、先ほどの文字エンコードとデコードについて把握しておくことで、より簡単に理解できるようになります。今回はその原因の違いから、文面が全体的に文字化けしてしまっているケースと、一部だけが文字化けしてしまっているケースとに分けてご紹介します。

全体的な文字化け

受信したメールの文面が全体を通じて文字化け状態の場合、その原因は文字エンコードの設定の可能性が高いと考えましょう。文字エンコードについては先ほどご紹介しましたが、文字エンコードは1種類だけでなく、さまざまな種類が存在しています。私たちから見れば同じ「こんにちは」という日本語でも、使用される文字エンコードによって7bit文字の文字列は異なってきます。
つまり、メールの送信側と受信側で異なる文字エンコードを使用しているケースでは、文面全体が正しくデコードされず、文字化けを起こしてしまう可能性があります。上述の通り、近年では多くのコンピューターでutf8が使用されていますが、少し前まではShift_JISが多く見られました。そのため、古いコンピューターとメールのやり取りをしたときなどは、文字エンコードが異なることにより文字化けが発生するかもしれません。

部分的な文字化け

全体的には正しい日本語が表示されている状態で、部分的に意味をなさないような文字化けが起きるケースもあります。これはエンコードなどではなく、パソコン用のメールソフトでは表示できない文字が含まれていることが原因の文字化けです。例えば「絵文字」「機種依存文字」「半角カタカナ」などが原因となります。
機種依存文字とは、例えば数字が丸で囲まれているような文字や特殊な記号など、その機種や動作環境に依存していて、別の環境では正しく表示されない可能性のある文字です。このように環境に依存している文字は、変換の際に「環境依存」のような表示がされていることが多いため、これを目安に見分けることができます。また、意識していなかったという方も多いかもしれませんが、半角のカタカナもパソコン用メールソフトでは表示できないケースが多いです。

文字化けしていたときの対処法

ここでは、Webページや受信メールが文字化けしていたときの対処法をご紹介します。全体文字化けと部分文字化けの2パターンでご紹介しますので、万が一に備えて覚えておきましょう。

全体文字化けの対処法

全体的な文字化けの対処法としては、「自分が使用しているメールソフト内の文字エンコードを変更する」という方法があります。メールソフトによって操作方法は異なりますが、多くの場合はまず文字化けしているメールを開き、メニューから「エンコード」を選択、そこから「日本語(自動選択)」と進むことで、正しくデコードされてメールが読めるようになることがあります。

もしこの手順を踏んでも文字化けが改善されない場合は、受信側ではなく送信側の設定に問題がある可能性があります。メール以外の方法で連絡をとり、文字エンコードが日本語になっているかなどを確認してもらいましょう。

部分文字化けの対処法

部分的な文字化けは、全体的な文字化けと違って設定を変更すれば読めるようになるというものではありません。そのため、パソコンでメールを利用する際には、機種依存文字や絵文字、半角カタカナを使用しないよう気を付けておきましょう。万が一部分的に文字化けしたメールが届いてしまった場合は、相手にそのことを伝え、送りなおしてもらうと良いでしょう。


Webサイトを運営している場合、問い合わせフォームを介してお客様からメールをいただくことがあるかもしれません。その際に「機種依存文字や絵文字はご利用いただけません」という文言を問い合わせフォームに明示しておくと、受信メールの文字化けを防げる可能性があります。文字化けは対処するのではなく、未然に防ぐことがもっとも大切です。

まとめ

まとめ

今回は、日本語でメールを利用する際の仕組みについてご紹介しました。普段から何気なく使っていて、あまり意識したことがなかったという方も多いのではないでしょうか。そして、メールの仕組みに関連して、文字化けの原因と対処法もご紹介しました。文字化けの種類に応じて、適切な対処を行いましょう。

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