【2025年版】メル配くんを徹底解説!料金・機能、使い方をご紹介

「メール配信を始めたいけど、コストはできるだけ抑えたい」
「機能が多すぎても使いこなせない。シンプルなツールはないだろうか?」
「安くても、ちゃんとメールが届く信頼できるサービスを選びたい」
メール配信システムの導入を検討する際、多くの企業担当者がこのような悩みに直面します。特に、専門のマーケティング担当者がいない中小企業や店舗、各種団体にとって、ツールの選定は重要な課題です。
そんな中、「低価格」と「シンプルさ」で注目を集めているのが、株式会社ディライトフルが提供する「メル配くん」です。
今回は、メル配くんの導入を検討している方に向けて、メル配くんとはどういったサービスなのか、料金帯・機能をご紹介していきます。
メル配くんとは?
メル配くんとは、株式会社ディライトフルが提供する、20年以上の運用実績を持つメール配信システムです。長年の歴史の中で、特に中小企業、個人事業主、店舗、学校法人、官公庁など、幅広いユーザーから支持され続けてきました。
その人気の理由は、以下の3つです。
- 圧倒的なコストパフォーマンス
初期費用0円、月額1,980円からという業界トップクラスの低価格を実現。予算が限られている中でも、本格的なメール配信を始めることができます。 - 誰でも使えるシンプルさ
配信に必要な機能に絞り込み、直感的で分かりやすい管理画面を追求。ITツールが苦手な方でも、マニュアルなしで簡単に操作できる手軽さが魅力です。 - 高い到達率へのこだわり
大手通信キャリアの基準をクリアした配信サーバーの利用や、エラーアドレスの自動クリーニング機能など、低価格でありながら「メールを確実に届ける」ための技術的な取り組みに力を入れています。
これらの特徴から、メル配くんは「高機能は不要。とにかく安く、簡単に、そして確実にメールを送りたい」という、多くの現場担当者のニーズに応える実力派ツールとして人気を集めています。
関連記事はこちら【2025年版】メール配信システムおすすめ16選&選び方マニュアル - 機能・料金・サポートを徹底比較
メル配くんの主要機能
メル配くんは、低価格ながらメール配信に必要な機能を網羅しています。公式サイトの情報を基に、プランごとの機能対応状況を一覧にまとめました。どのプランで何ができるのか、一目で確認できます。
機能カテゴリ | 機能名 | ライトプラン | スタンダードプラン | アタッチプラン | エンタープライズプラン |
---|---|---|---|---|---|
メール配信機能 | 一斉配信・予約配信 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ステップメール | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
セグメント配信 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
添付ファイル機能 | × | × | 〇 | 〇 | |
メール作成機能 | 高機能HTMLエディタ | × | 〇 | × | 〇 |
簡易版HTMLエディタ | 〇 | × | 〇 | × | |
名前埋め込み機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
属性埋め込み機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
過去の配信メール引用機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
下書き保存機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
AIによる文章自動生成機能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
分析・効果測定機能 | 開封率測定 | × | 〇 | × | 〇 |
クリック測定 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
コンバージョン測定 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
基本的なメール配信や分析機能は全プランで利用可能です。
プラン選択の大きな分かれ目は、リッチなメールを作成するための「高機能HTMLエディタ」や「AIによる文章自動生成機能」、そして特定の用途に必要な「添付ファイル機能」の有無になるので、用途によってどのプランを選択すべきか判断していきましょう。
メル配くんの料金
メル配くんの料金プランは、「ライト」「スタンダード」「アタッチ」「エンタープライズ」の4種類で構成されています。登録するアドレス数に応じて月額費用が変動する、分かりやすい従量課金制です。
各プランにどのような違いがあるのか、機能と価格を比較してみましょう。
ライトプラン | スタンダードプラン | アタッチプラン | エンタープライズプラン | |
---|---|---|---|---|
月額費用 | 1,980円~ | 2,880円~ | 3,150円~ | 25,000円~ |
初期費用 | 8,000円 | 8,000円 | 8,000円 | 30,000円 |
主なターゲット | テキストメール中心の小規模配信 | 機能と価格のバランスを求める配信 | ファイル添付が必要な配信 | 5万件以上の大規模配信 |
HTMLメールエディタ | × | 〇 | × | 〇 |
添付ファイル機能 | × | × | 〇 | 〇 |
電話サポート | × | 〇 | × | 〇(専任担当) |
API連携 | × | 〇 | × | 〇 |
※契約期間によって費用変動あり
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プラン別おすすめユーザー
ビジネスプラン以上では開封率やクリック測定が可能ですが、それ以上の詳細な分析機能はありません。
そんな方に向けて、各プランがどんな人(企業)におすすめなのかをまとめてみました。
- ライトプランがおすすめな方
テキストメールでの情報発信がメインで、とにかくコストを最優先したい場合に最適です。個人事業主や、初めてメール配信を行う方に適しています。 - スタンダードプランがおすすめな方
画像を使った見栄えの良いメールを送りたい、困ったときには電話で相談したい、という場合に最もバランスの取れたプランです。多くの企業にとって、まず検討すべき選択肢と言えるでしょう。 - アタッチプランがおすすめな方
PDFの資料や申込書など、ファイルをメールに添付して配信したいという明確な目的がある場合に選びます。他の機能はライトプランに準じているため、添付ファイル機能が不要であれば他のプランが適しています。 - エンタープライズプランがおすすめな方
登録アドレス数が5万件を超える大規模な配信や、専任担当による手厚いサポートを必要とする法人向けのプランです。料金は個別見積もりとなります。
メル配くんのメリット4選
数あるメール配信システムの中で、メル配くんならではのメリットはなんでしょうか?比較検討を進めていくうえで最も重要な要素と言えるでしょう。
圧倒的なコストパフォーマンス
最大のメリットは、やはりその価格です。初期費用無料で、月額1,980円から月間配信数無制限で利用できるツールは、業界でもトップクラスの安さを誇ります。メール配信に多くの予算を割けない企業や団体にとって、非常に魅力的な選択肢です。
シンプルで直感的な操作性
メル配くんは、多機能・複雑化するマーケティングツールとは対極にあり、誰でも迷わず使えるシンプルさを追求しています。管理画面は分かりやすく整理されており、「マニュアルを読まなくても使える」という声も多く聞かれます。これにより、導入後の教育コストを抑え、担当者の負担を軽減できます。
高い到達率を実現する配信基盤
「安いから届かない」という心配は不要です。メル配くんは、携帯キャリアやプロバイダ各社と連携し、迷惑メールと判定されにくいクリーンな配信環境を維持しています。また、エラーアドレスを自動でクリーニングする機能も搭載しており、常にリストを健全な状態に保つことで、高い到達率を支えています。
いざという時に頼れる電話サポート(スタンダードプラン以上)
低価格帯のツールではメールサポートのみの場合が多い中、メル配くんはスタンダードプランとエンタープライズプランで電話サポートに対応しています。「設定方法が分からない」「急なトラブルで困っている」といった際に、直接話して相談できる安心感は、特にITに不慣れな担当者にとっては大きなメリットです。
メル配くんのデメリット・注意点
多くのメリットがある一方で、メル配くんにはいくつかのデメリットや、ビジネスで利用する上での注意点も存在します。契約後に後悔しないよう、事前にしっかりと把握しておきましょう。
プランによって使えない機能が明確
メリットでも触れた通り、「HTMLメールエディタ」や「電話サポート」、「API連携」はスタンダードプラン以上、「添付ファイル」はアタッチプラン以上でないと利用できません。プラン選択の際には、将来必要になる可能性のある機能まで見据えて検討することが重要です。
マーケティング機能は限定的
メル配くんはシンプルさが魅力である反面、マーケティング機能に物足りなさを感じるユーザーが一定数いるようです。
- A/Bテスト
件名やコンテンツのどちらが効果的かを比較テストする機能はない。 - MA(マーケティングオートメーション)機能
ユーザーの行動に応じてシナリオを分岐させるような、複雑な自動化はできない。 - 分析機能の深さ
開封・クリック・コンバージョンといった基本的な測定は可能ですが、より専門的なツールと比較すると、分析の切り口やレポートの自由度は限られます。
「メールを送る」ことはできても、「データに基づいて成果を最大化する」ための機能は、より上位の専門ツールに分があります。
関連記事はこちら【2025年版】メール配信システムおすすめ16選&選び方マニュアル - 機能・料金・サポートを徹底比較
デザインのカスタマイズ性が低い
HTMLメールエディタは搭載されていますが、テンプレートの種類が豊富というわけではなく、デザインの自由度は高くありません。企業のブランドイメージに合わせた、凝ったデザインのメールを作成したい場合には、物足りなさを感じる可能性があります。
ユーザーの生の声!メル配くんの評判・口コミ
ここでは、SNSやレビューサイトから、実際にメル配くんを利用しているユーザーの良い評判と、少し気になる評判をピックアップしてご紹介します。
良い評判・口コミ
「とにかく安いのが魅力。配信数無制限でこの価格は他にない。個人事業主の自分には十分すぎる機能です。」(コンサルタント)
「管理画面がシンプルで本当に使いやすい。他のツールも試したけど、機能が多すぎて挫折した経験があるので助かっています。」(飲食店オーナー)
「スタンダードプランで電話サポートを使えるのが決め手でした。分からないことをすぐに聞ける安心感は何物にも代えがたい。」(NPO法人 事務局)
やはり、価格の安さ、操作のシンプルさ、電話サポートの存在を評価する声が多く見られました。
気になる評判・改善を望む声
「HTMLメールエディタの機能がもう少し充実すると嬉しい。テンプレートの種類を増やしてほしい。」(ネットショップ運営)
「A/Bテストができないのが残念。どの件名が良いのか、データで判断できないのがもどかしい。」(Webメディア担当者)
メル配くんがおすすめな企業、他システムがおすすめな企業
ではメル配くんがどのような企業にフィットするのか、逆に他のツールを検討した方が良いのはどのような企業なのかを整理して見ていきましょう。
メル配くんがおすすめな企業
- とにかく配信コストを抑えたい中小企業、個人事業主、各種団体
- ITツールに不慣れで、シンプルな操作性を最優先する担当者
- PDF資料などをメールで送りたいが、他の高機能は不要な企業(アタッチプラン)
- いざという時のために、電話サポートの安心感が欲しい企業(スタンダードプラン以上)
他のツールを検討した方が良い企業
- データ分析に基づき、メールマーケティングの成果を最大化したい企業
- 企業のブランドイメージに合わせた、デザイン性の高いメールを送りたい企業
- 顧客の行動に応じた、複雑なシナリオ配信(MA)を行いたい企業
もしあなたが後者に当てはまるなら、メル配くんのシンプルさが、逆に機能的な物足りなさにつながる可能性があると言えます。
システムの導入は慎重に進めていきましょう。
まとめ
本記事では、メール配信システム「メル配くん」について、機能や料金、評判からメリット・デメリット、そして他のツールとの比較まで、徹底的に解説してきました。
- メル配くんは、「低価格」「シンプル」「高到達率」が魅力の、コストパフォーマンスに優れたツール。
- 月額1,980円から始められ、特にコストを重視する企業に最適。
- ライト・スタンダード・アタッチ・エンタープライズの4プランがあり、目的に応じて選べる。
- 一方で、高度な分析機能やデザインの自由度には制限があり、成果を追求するマーケティングには物足りない側面も。
ツール選びは、目先のコストだけでなく、将来の事業成長まで見据えて行うことが重要です。
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