リード獲得に活用できる9つのツール・サービスを比較!選び方も紹介
リード獲得に活用できるツールには、営業リスト作成ツールやMA(Marketing Automation)ツールなど、さまざまな種類があります。
どのような種類があるのか、具体的なツールも紹介しながら解説します。
また、リード獲得ツールの選び方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
リード獲得の方法
リードとは、商品やサービスについて関心を持っている人や、将来的に商品・サービスを購入する可能性のある見込み客や潜在顧客のことです。
獲得したリードに対して、適切なアプローチを行うことで、サービスの購入・契約につながりやすくなります。
企業の売上を上げるうえでも重要なリードの獲得方法を4つ紹介します。
テレアポ
テレアポとは、直接電話をかけてアプローチする方法です。会話をしながら営業活動を進めていくため、ターゲットの反応に合わせたアプローチができます。
ただし、無作為に電話をかけるのは効率性が低いため、事前に自社のターゲットとなる企業をリストアップしておくのがおすすめです。
また、メールアドレスを取得している場合は、まずはメルマガなどでアプローチを行い、メールを見た人や本文中のURLをクリックした人などに絞って電話をかけるのもおすすめです。
ターゲットが忙しいときに電話をかけてしまうと、反感を持たれる可能性もあるため注意しましょう。
メリット |
|
デメリット |
|
展示会・イベント
展示会に参加したり、イベントを開催したりするのもリード獲得手法の1つです。展示会やイベントに参加する人は、商品・サービスの分野やテーマに関心を持っているため、話を進めやすく、リード獲得しやすいでしょう。来場者が多ければ多いほど、効率よくアプローチでき、短期間で多数のリード獲得が可能です。
しかし、展示会の参加やイベントの開催には、多額の費用がかかる点に注意が必要です。ブースの飾り付け費用や人件費も発生します。また、人気のある展示会でも、ブースの立地によっては人が集まりにくくなる点にも注意しましょう。
メリット |
|
デメリット |
|
紙媒体・電子媒体の広告
紙媒体や電子媒体の広告も、リード獲得に役立つ方法です。駅構内や電車内、ショッピングセンター内などの人が集まる場所にポスターを掲載すれば、不特定多数の人々にアピールできます。
またポータルサイトやSNSに広告を出すことでも、不特定多数の人へアピールが可能です。ターゲットが閲覧しそうなWebメディアやSNSを選んでバナー広告を表示したり、特定のキーワードで検索した場合にのみ広告を表示するターゲット広告を活用したりすれば、より効率的にリードを獲得できます。
メリット |
|
デメリット |
|
コンテンツの活用
ホワイトペーパーなどのお役立ち資料といったコンテンツを作成し、自社のホームページやブログ、SNS、メールマガジンで公開する方法でもリード獲得が可能です。検索エンジンで上位表示されるように対策すれば、より多くの人々に閲覧されるようになり、リードも獲得しやすくなります。
コンテンツは拡散しやすいため、何かのきっかけで爆発的に閲覧者が増える可能性があります。しかし反対に、いつまで経っても閲覧者が増えず、リードが獲得できないというケースもあります。
着実に閲覧者を増やすためにも、定期的にコンテンツを増やし、常に新しい情報にアップデートすることが大切です。時間をかけて有用なコンテンツを増やしていくことで、信頼性の高いホームページやブログに育てていきましょう。
メリット |
|
デメリット |
|
リード獲得に活用できるツールの種類
リード獲得に役立つツールを紹介します。
- 営業リスト作成ツール
- MA(Marketing Automation)ツール
- SFA(Sales Force Automation)ツール
- オンライン商談ツール
- CMS(Contents Management System)
- ウェビナー運営ツール
いずれのツールも、リード獲得以外にもさまざまな機能があり、効率よくマーケティングや営業を進める際に役立ちます。それぞれのツールでできることについて見ていきましょう。
営業リスト作成ツール
営業リスト作成ツールとは、インターネットで公開されている情報から、顧客になる可能性がある企業の情報を自動的に抽出し、テレアポやダイレクトメールなどでアプローチできる状態にリストアップするツールです。
リストを作成するだけでなく、メールを一斉に送信したり、問い合わせフォームからアプローチしたりできるツールもあり、対企業への営業活動を大幅に効率化できます。
関連記事はこちら顧客リストの活用方法は?作り方や管理のポイントもわかりやすく解説
MA(MarketingAutomation)ツール
MA(MarketingAutomation)ツールとは、マーケティングを効率化するためのツールです。リードの情報を一元管理し、メール配信や問い合わせフォームの作成、自社サイト内での行動解析などを行います。
MAツールでは、リードの段階に合わせた対応が可能です。商品やサービスに対する関心がまだ十分に育っていないと思われるリードには情報提供、すでに購買意欲が高まっていると思われるリードには割引クーポンの提供というように対応を変え、リードの育成を進めていきます。
MAツールを使いこなすポイントについては、次の記事で詳しく解説しています。
関連記事はこちらリード獲得につながる効果的なマーケティングオートメーション(MA)活用のポイントを解説
SFA(Sales ForceAutomation)ツール
SFA(Sales Force Automation)ツールとは、営業の案件や顧客管理を効率化するツールで、「営業支援ツール」とも呼ばれています。
リード情報の管理だけでなく、商談に進んだときの情報管理や営業行動管理にも活用できるため、営業の一元管理が可能になり、営業部全体での情報共有にも役立ちます。
関連記事はこちらSFA(営業支援)ツール10選!比較時のポイントや機能などを解説
オンライン商談ツール
オンライン商談ツールとは、オンライン商談に特化したツールです。新型コロナウイルスの流行により、オンラインでの対応が増えました。商談も、従来の対面式のものではなく、オンライン上で実施することが少なくありません。
オンライン商談ツールには、電子名刺交換や議事録のテキスト化など、オンラインでスムーズに商談するための機能が揃っています。顧客先に行く時間を節約できるだけでなく、移動にかかる交通費も削減できるため、コストを抑えた営業活動が可能になります。
CMS(Contents ManagementSystem)
CMS(Contents Management System)とは、Webサイトの構築や管理、運用を行うシステムです。本来、Webサイトを作成するにはプログラミングの知識や経験が必要ですが、CMSがあればプログラミングの素養がなくてもサイト作成が可能です。
自社ホームページの作成だけでなく、特定の商品やサービスに特化したWebサイトも作成できるため、より効率的にリードを獲得できます。また、コンテンツマーケティングにも活用でき、商品やサービスだけでなく、企業のファン獲得にも役立てられます。
ウェビナー運営ツール
ウェビナーとは、Webとセミナー(Seminar)を組み合わせた言葉で、オンラインセミナーを意味します。かつてより、リード獲得にセミナーを活用するケースはよくありましたが、在宅勤務の普及などをきっかけとしたオンライン化の促進により、対面式のセミナーではなくウェビナーを活用する企業も増えました。
ウェビナー運営ツールを使えば、動画の作成や配信、アーカイブ登録、共有などが簡単に実施できます。オフラインのセミナーとは異なり、場所を問わず閲覧できるだけでなく、一度動画を作成すれば何度でも閲覧・共有できるため、より効率性の高いリード獲得が可能です。
リード獲得にツールを活用するメリット
リード獲得にはテレアポや紙媒体の広告などのさまざまな方法がありますが、メリットの多さで選ぶならツール活用がおすすめです。主なメリットとしては、次の3点が挙げられます。
- 短時間で多くの人にアプローチできる
- 効率的な営業活動を実現できる
- リード獲得から管理までワンストップで対応できる
それぞれのメリットについて見ていきましょう。
なお、ツールの活用だけではリードを十分に獲得できないときは、テレアポやイベントなどの他の方法も併用してください。ただし、リード獲得の方法が増えすぎてしまうと費用対効果が下がることもあるため、各方法にかかる時間や費用、人員などに無駄がないか適時チェックすることが大切です。
短時間で多くの人にアプローチできる
リード獲得のためには、数多くのターゲットにアプローチすることが必要です。しかし、ターゲットごとにメール送信や問い合わせをしていると、膨大な時間がかかってしまいます。
ツールを活用すれば、リードになる可能性がある法人や個人に対して自動的にメール送信や問い合わせが可能です。短時間で多くのターゲットにアプローチするためにも、ツールの利用がおすすめです。
効率的な営業活動を実現できる
多くのターゲットにアプローチすることは、リード獲得の基本です。しかし、あまり頻繁にアプローチしたり、すでに商品を購入している顧客に同じ商品を勧めるなどの的外れなアプローチをしたりすると、顧客の購買意欲を低下させてしまう可能性があります。
ツールを活用すれば、ターゲットに対する過去のアプローチがすべて記録されているため、営業活動に重複や抜け漏れが生じにくくなります。効率的にリードを獲得するためにも、ツールを導入して人の記憶に頼らない営業活動を実現していきましょう。
リード獲得から管理までワンストップで対応できる
リード獲得に活用できるツールの多くは、獲得したリードの管理にも対応しています。たとえば、MAツールやSFAツールは、顧客管理にも活用できるツールのため、リードが顧客に成長した後もまとめて対応できます。
マーケティングから営業をシームレスにつなぐことは、顧客満足度の向上にも欠かせない要素です。リードや顧客とより長く安定した関係を築くためにも、ファーストアプローチから管理までワンストップで対応できるツールを活用しましょう。
リード獲得に活用できるおすすめツール9選
リード獲得に活用できるツールを紹介します。いずれのツールもリード獲得以外にも多彩な機能を搭載し、マーケティングや営業の効率化に有用です。それぞれのツールの特徴や機能を見ていきましょう。
Musubu
Musubuは、データアナリストとテクノロジーの力を組み合わせて構築した企業情報データベースです。ターゲットの条件を指定すれば、該当する企業の情報を絞り込め、営業リストを作成できます。
また、作成したリストを活用し、メール配信や営業管理につなげることも可能です。幅広いターゲットからリードを獲得する際に適したツールです。
配配メールBridge
配配メールBridgeは、メールマーケティングサービス「配配メール」に新規開拓や商談獲得ができる機能がついた上位プランです。メルマガの配信を通して見込み客のナーチャリングができるだけでなく、新規顧客や商談獲得も行えます。
メールマーケティングの実践に必要な機能に加えて、資料請求や問い合わせフォームが簡単に作成できる「フォーム機能」、Webサイトを閲覧しているユーザーに資料ダウンロードやセミナー申込に誘導できるバナーを表示する「ポップアップバナー機能」などを提供しています。
これにより、Webサイトに来訪した見込み客を効果的にリードとして獲得することができます。
また、質の高い企業リストをダウンロードできる「企業リストダウンロードオプション」も提供しています。登録企業数170万社以上の国内最大級の企業データベースから企業情報をダウンロードでき、幅広い選択肢からターゲットを絞り込んだメールアプローチが可能です。
ご興味のある方はぜひ以下より資料請求してみてください。
お申し込みはこちら「配配メールBridge」の資料をもらう
Saleshub
Saleshubは、商談アポイントのマッチングサービスです。企業側が求めるターゲットの条件を設定しておけば、該当するターゲットを知っている人が情報を提供し、商談セッティングまでのサポートを受けられます。
個人に関する情報は公開されていることが少なく、また、取扱いにも慎重さが求められるため、紹介者が介在することはスムーズなコンタクトのための多大な戦力となります。個人的なつながりや紹介を必要とするときに検討したいサービスです。
スピーダ
スピーダは、情報やAIで企業が抱える悩みや事業部課題の解決を支援するサービスです。市場の情報収集や競合の把握などリサーチに特化した機能や、顧客企業分析に特化した機能などを提供しており、幅広い分野でご活用いただけます。
自社のターゲットに近い顧客のリストを自動で作成する機能もあり、営業リストとしてそのまま利用することができます。また、ターゲット企業の商談化率・受注率を分析し、効果的に営業活動のPDCAを回す支援もしてくれますので、効果的・効率的なリード獲得に役立つツールです。
APOLLO SALES
APOLLO SALESは、営業リストの作成からメール作成・送信、問い合わせフォームへの投稿をワンストップで対応するツールです。インターネット上に公開されている情報からターゲットとなる企業の情報を自動抽出するため、情報収集の手間も省けます。
また、APOLLO SALESの特徴として、直感的で操作しやすいインターフェースも挙げられます。ツールを用いたマーケティングや営業が初めての方もスムーズな利用が可能です。
GeAIne
GeAIneは、問い合わせフォームに自動的に営業メールを送信するツールです。メール送付からアポイントの獲得までを自動的に行うため、営業活動の効率化を実現できます。
送信するメールの内容もGeAIneが作成するため、文章で悩む必要もありません。候補となる文章が複数あるときは、ABテストを実施して、より受け入れられる文章を選択します。
SATORI
SATORIは、名前が判明している相手だけでなく、匿名の相手に対しても接点を見つけ、営業活動につなげるツールです。Webサイト内の行動を分析し、ターゲットとなりそうな相手を発見します。
インターフェースがシンプルで、使いやすさに定評があります。また、導入前・中・後と段階に応じたサポートが受けられ、不安なく運用できるのもSATORIの特徴です。
Sansan
Sansanは、名刺や企業情報、営業履歴を一元管理するツールです。手間を最大限に省き、営業効率の最大化を目指します。
また、名刺を通して得た情報を営業リストとしてまとめ、営業担当者の負担を軽減できるのも特徴です。部署内・企業内の情報共有の手段としても活用できます。
ホットアプローチ
ホットアプローチは、インターネット上で公開されている企業データから条件に合うターゲットに絞ってフォーム営業ができるツールです。問い合わせフォーム経由で営業を仕掛け、商談成立につなげます。
また、企業の業態に応じて、文章を調整できる点も特徴です。担当者に刺さりやすい言葉を選び、効率性の高いアプローチを実現します。
リード獲得ツールの選び方
リード獲得を効率よく進めるツールは多数あります。そのなかから、自社に合ったツールを選ぶ方法を紹介します。
BtoB向けかBtoC向けか
ツールによって、ターゲットが企業(BtoB)か個人(BtoC)か異なります。自社商品・自社サービスのターゲットに応じたツールを選びましょう。
使いやすいか
どのツールも使いやすいように工夫されていますが、実際に使ってみないとわからないのも事実です。担当者にとって使いやすいインターフェースか、デモ画面やトライアルを通して確認しておきましょう。
費用対効果は妥当か
高機能のツールでも、費用が高すぎれば効果に見合わない可能性があります。費用対効果を検証し、妥当なものを選ぶようにしてください。
既存システムと連携できるか
すでに顧客リストや営業履歴などをデータ管理している場合は、既存のシステムと連携できるツールが便利です。また、将来的に他のツールとつなげて機能拡張する可能性もあるため、連携しやすいツールを選びましょう。
サポートは充実しているか
使い方がわからないときや、トラブルが起こった場合に備え、サポートが充実しているツールを選びましょう。サポートの方法(メール、電話など)と対応時間(曜日、休日対応)も確認しておくと安心です。
まとめ
ツールを導入することで、効率よくリード獲得を実現できます。どのツールにするか迷ったときは、無料トライアルの有無もチェックしてみましょう。
ラクスが提供する「配配メールBridge」は、メール配信に加えて、新規開拓や商談獲得を効率的に行える機能を提供しています。
資料請求や問い合わせフォームが簡単に作成できる「フォーム機能」や、Webサイトを閲覧しているユーザーに資料ダウンロードやセミナー申込に誘導できる「ポップアップバナー機能」などを活用いただくことで、Webサイトに来訪したユーザーを効果的にリードとして獲得できます。
無料トライアルも可能ですので、ご興味のある方は以下よりトライアル申込いただけます。
お申し込みはこちら「配配メールBridge」の無料トライアル