マーケティングオートメーションを学ぶ際におすすめの本7選

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マーケティングオートメーションを学ぶ際におすすめの本7選

マーケティングオートメーションを導入して業務の効率化を図りたいと考えていても、シナリオ作成やスコアリングなどの事前準備という壁が立ちはだかるため、どこから始めれば良いのか分からないという方も多いでしょう。

最近ではマーケティングオートメーションに関してわかりやすく解説している本が数多く販売されているため、本を参考にして導入の足がかりにするのがおすすめです。そこで今回は、マーケティングオートメーションツールを学ぶ際におすすめしたい7冊の本を紹介します。

目次

    マーケティングオートメーションとは

    マーケティングオートメーションは、リードナーチャリング(見込み客との関係構築)を行って確度を高めた案件を営業部門に引き渡すまでの一連の業務を自動化したものです。Webサイトの更新や顧客リスト管理、スコアリングなど、マーケティングを効率化するためのさまざまな機能が備わっています。

    膨大な見込み客リストに手動でアプローチすることは困難ですが、ツールの力を借りて自動化に成功すれば、少数の担当者で数百人から数千人に同時進行でコミュニケーションをとることができます。

    関連記事はこちらMA(マーケティングオートメーション)とは?解決できる課題やメリット、ツールの選び方を紹介

    マーケティングオートメーションを導入する際のハードル

    マーケティングオートメーションを導入する際のハードル

    ここでは、マーケティングオートメーションを導入する際のハードルについて解説します。

    どこから手を付けて良いのか分からない

    まずは「どこから検討を始めれば良いのか分からない」という問題が挙げられます。

    マーケティングオートメーションを導入する際は、自社の課題を明確にしてリストの整理やツール選定を行い、業務フローを作成するなどのステップが必要になります。そのため、具体的に手順を理解していないとどこから手を付けて良いのか分からずに挫折してしまう可能性は高いでしょう。

    シナリオの設計方法が複雑に感じられる

    どのようにツールを運用していくのかを定めるシナリオの設計方法が複雑に感じられてしまい、導入が難しいと考えて諦めてしまうケースも少なくありません。

    ターゲットが取った行動に対してどの手段でアプローチするのかについてはさまざまな考え方がありますが、シナリオの設計方法についての書籍なども数多く販売されているため参考にすると良いでしょう。

    スコアリングの設定が難しい

    見込み客の行動に従って加点方式で点数を付与し、一定の点数に到達したら確度が高い「ホットリード」の状態に認定するスコアリングは、設定が難しく適切なスコアを設定できないことがあります。それによりホットリードに認定した見込み客の成約率がなかなか上がらないなどの問題が生じることがあります。

    スコアリングは最初から的確な値が当てはまることは少ないため、実際に運用を重ねながら試行錯誤することが大切です。現場の声も取り入れながら改善を繰り返して、自社にとって最適なスコアを設定しましょう。

    運用体制のイメージが湧かない

    導入後にどのように運用していくのか具体的なビジョンが見えないため、上手く準備を進められないというケースも多くあります。 運用体制を構築するために必要なリソースを理解した上で準備を始めなければ、不十分な体制になってしまい上手く組織が回らなくなる可能性があるため注意が必要です。

    コンテンツの作り方が分からない

    発信するコンテンツをどのように制作すれば良いのか分からないという悩みもあるでしょう。 基礎的な知識が不足していて何を発信すれば良いのか分からないケースもあれば、知識があってもスキルが十分にないためにコンテンツを充実させられないケースもあります。

    まずはマーケティングにおけるコンテンツとはどのようなものなのかを理解した上で、ツールなどを用いて簡単にコンテンツを制作できる環境を整えることが大切です。

    関連記事はこちらMAツール検討の軸となる「導入の判断基準」と「機能」とは

    マーケティングオートメーションを学ぶ際におすすめの本7選

    マーケティングオートメーションを学ぶ際におすすめの本7選

    ここでは、マーケティングオートメーションを学ぶ際に参考になる7冊の書籍をピックアップしてご紹介します。

    マーケティングオートメーション入門

    マーケティングオートメーションの基礎知識をはじめとして、見込み客との関係を構築して検討温度の評価や優先度付けを行う具体的な活用法も記されている1冊です。 ほとんど知識がない方から、概要は理解しているけれどさらにステップアップした運用を実現したいと考えている方にまで、幅広くおすすめできます。

    マーケティングオートメーション導入の教科書

    文字通りマーケティングオートメーションを導入するにあたって教科書となる1冊です。具体的な導入手順や運用方法など、導入に必要不可欠な知識が詰まっています。 ツールの導入を検討しているものの上手く稼働までたどり着けるか不安を抱えている方や、導入が決定してこれから運用方法を設計する方におすすめです。

    できる100の新法則 実践マーケティングオートメーション 会わずに売れるリード育成法

    有料ツールを利用するのが一般的なマーケティングオートメーションですが、本書ではオープンソースで見込み客の獲得をはじめとした業務自動化を実現する方法を解説しています。 コストを最小限に抑えて運用するためのコツが記されているため、本格導入する前に試しに導入してみたいという場合にも参考になるでしょう。

    マーケティングオートメーション 最強の導入手法

    せっかく導入しても運用が長続きしない会社が多いことに着目して、どのようなステップを踏めば安定的な運用を継続できるのかなどのノウハウを記した1冊です。 CRM(顧客管理システム)との連携をメインテーマに設定しており、導入事例も数多く掲載されているため、読み応えがあります。

    BtoC向けマーケティングオートメーション CCCM入門

    顧客と1対1のコミュニケーションを行うクロスチャネル・キャンペーン・マネジメントの概要やBtoC向けの応用編まで1冊で学べます。紙媒体だけでなく、電子書籍やオンデマンドも選択できるのが嬉しいポイントです。 複数のチャネルを横断して見込み客との接点をつくるCCCM(クロスチャネル・キャンペーン・マネジメント)に関心がある方や、BtoCビジネスを展開したいと考えている方に向いています。

    BtoBのためのマーケティングオートメーション 正しい選び方・使い方

    より実践的なBtoBビジネスへの導入法を知りたい方におすすめの1冊で、ツール提供事業者やトップセールスを実現している営業マンへのインタビューなども掲載されています。自社のBtoBビジネスさらに発展させたいと考えている方にとっては非常に参考になる書籍です。 さまざまな方面への取材が掲載されているため、現場の声を知りたい時に役立ちます。

    事例でわかる!実戦BtoBマーケティング お客様に頼られる存在になるための戦略実行

    ツール自体の使い方を知ることも大切ですが、マーケティングそのものの考え方を理解することも成果を挙げるためには重要なポイントです。 本書では販売戦略や経営戦略、サービス戦略など、BtoBマーケティングの根本的な知識を習得できます。ツールを導入していなくても参考になる1冊です。

    まとめ

    マーケティングオートメーションを学ぶ際に役立つ7冊の書籍をご紹介してきました。基礎知識を学べるものから実践的な内容までさまざまな書籍が販売されているため、これからツールの導入を検討している方は手に取ってみると良いでしょう。

    BtoB向けとBtoC向けのどちらをメイン業務に据えているかによっても参考になる本は異なるため、自社のビジネスの方向性を見定めた上で役立ちそうな1冊を選ぶことをおすすめします。

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    この記事の執筆者

    大塚 陽生執筆者のXへのリンク
    株式会社ラクス
    ラクスクラウド企画部 オンラインプロモーション課
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    大塚 陽生

    広告代理店の営業&ウェブ広告の運用担当として6年間従事し、2019年4月ラクス入社。

    オンラインマーケティングチームに所属し広告運用や営業メールの運用を担当。

    メルラボでは、主に自身のメール配信実績をもとにした記事を作成。